店舗を運営していく上でなくてはならないものの1つとして、イスやテーブルなどの店舗家具がありますが、長い間使用してますと、どんなに大切に使用・手入れをしていても傷んでくるものです。店舗家具が傷んできたときの対応として、修理・張り替えをするか、買い替えをするのかを選択することとなると思います。ここでは、買い替えるのではなく、修理・張り替えをするメリットをご紹介させていただきます。ぜひ店舗家具が傷んだ時の対応を考えるときに参考にしてください。

店舗家具のメンテナンスは修理・張り替えを基本とする

飲食店など、多くのお客様が出入りするところでは、どうしても家具の傷み具合が早いという特徴があります。しかも、インテリアの雰囲気というのは直接客足にも関係することですので、傷んだ家具をそのままにしておくことはできません。とはいえ、傷んできた家具を買い替えるとなると、かなりのコストがかかりますし、その新しい家具の購入プランを立てること自体も手間となることがあります。そのため、可能な限り店舗家具は修理という選択肢をはじめに考えることが基本となります。

メリット1.コストを抑えることができる

店舗家具が傷んできたらすぐに買い替えを考えるのではなく、まず修理・張り替えを第一選択肢とすることにはいくつかのメリットがあります。まずコストが抑えられるというメリットがあります。たとえば、店舗用のイスの表面の革などが破れてしまった場合、張り替えが必要となります。張り替えだけであれば、革の材質や大きさなどによっても異なりますが、一脚当たり8,000円程度で行ってくれることが多いです。また、テーブルの傷やへこみ程度のものであれば、1万円もかからずに行ってくれることがほとんどです。

これが買い替えるとなれば、当然新品価格となりますので、数倍のコストはかかります。しかも、一個だけ新しいものにするというわけにもいきませんので、一揃いの家具と考えると、そのかかるコストは相当なものとなります。傷んでいる家具の修理が複数のセットで必要な場合でも買い替えよりコストは下がりますので、メリットは大きいと言えるでしょう。

メリット2.店舗の雰囲気を保つことができる

もう一つの大きなメリットは、店舗の雰囲気を変えずに済むということです。家具というのは、インテリアの中でも相当の影響力がありますので、もし家具を一新してしまうと、店内のイメージが大きく変わります。もちろん、あえてインテリアを改装したくて家具を買い替えるのであれば問題ありませんが、単に家具が傷んでいるからという理由だけで買い替えをするのはリスクが伴います。店舗の雰囲気が変わるということは、お客様が感じる居心地の良さを変えることにもつながりますので、少なからず何らかの反応が起こります。当然、それがプラス方向に働くこともあり、新しいインテリアを気に入ってくださる方も多くいるかもしれません。しかし、こうした変化に伴うリスクを負うのは不安というのであれば、新しい家具を入れることよりも従来の家具を修理して使った方が安心でしょう。

メリット3.スタッフの愛着を高めることにつながる

接客業をするスタッフにとって、自分が働いているお店への愛着というのはとても大事な要素です。自分のお店を愛しているからこそ、お客様に心からサービスや商品を勧められるからです。そのためにも、家具などの店舗の備品を大事に扱うという姿勢を店舗経営者側で示すのはとても大切なことです。店舗のものを大事にしているという姿勢が見えれば、お店を大事にするというスタッフの気持ちを育てやすくなります。また、こうした店舗家具や備品を長く大切に使うという経営者の気持ちが伝わり、丁寧に備品を使うようになるというメリットもあります。

まずは修理・張り替えから検討するようにしよう。

店舗家具が傷んできた時に、すぐに買い替えを考えるのではなく、張り替えなどの修理を第一選択肢とすることには3つの重要なメリットがあります。どれも、店舗の経営に直接影響する大事なポイントですので、たかがお店の備品だからと簡単に考えるのではなく、及ぼす影響について真剣に検討するようにしましょう。地球環境を守るという意味合いからも、同じものを大事に使うことは大切ですので、できるだけ修理という選択肢を選べるようにしたいものです。

オフィス・店舗まるごとNAVIでは、お客様の思い入れのある家具を少しでも長くご利用していただくために、店舗家具の修理・張り替えを行っております。修理の必要な家具の数や状態が分かればお見積りを作成できます。ぜひお気軽にご相談ください。