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店舗集客の新手法!インスタグラムのインフルエンサー活用法とは?

店舗への集客方法は、従来のチラシやDM、CMのほか、インターネットを利用した集客が行われています。特に最近では、強力な発信力と影響力を持つインスタグラムのインフルエンサーを活用した集客方法が注目されています。今回はインスタグラムのインフルエンサーとは何か、そしてインフルエンサーを活用した店舗への集客方法や活用する際の注意点についてご紹介します。

インスタグラムのインフルエンサーとは?

インスタグラムとは、2010年10月にApple社のApp Storeに登場した、写真に特化したSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)アプリやそれを用いたサービスをいいます。スマートフォンやカメラロールに入っている画像や数十秒の動画を投稿・共有することができ、画像は多彩なフィルターで加工することが可能です。
Social Media Labの発表によりますと、インスタグラムのアクティブユーザー数は、国内では2016年12月の約1,600万人からさらに増加し、2017年10月時点で約2,000万人、海外では2017年9月時点で約8億人といわれています。インスタグラムのアプリは無料で、FacebookやTwitterなどほかのSNSにも投稿が可能なため、20代から30代を中心に爆発的な人気を呼んでいます。
インスタグラムのインフルエンサーとは、インスタグラムを通した投稿により、その投稿を見た人々の消費行動に多大な影響力を与える人物をいいます。主に人気芸能人やスポーツ選手などの有名人などがインフルエンサーになることが多く、その発信力に注目した企業は従来メディアと連動させながら、新商品の発表などにインフルエンサーを活用することが多くなっています。

インスタグラムのインフルエンサーを活用した店舗集客方法とは?

店舗への集客にインスタグラムのインフルエンサーを活用するには、どのような方法があるのでしょう?

インフルエンサーに店舗や商品のPRをしてもらう方法

店舗への集客をするためには、まず店舗や商品の存在を多くの人に知ってもらう必要があります。そのため、影響力を持つインフルエンサーに商品や店舗の写真や情報に関するPR投稿を依頼することで、フォロアーに認知してもらう方法があります。
ただし、この方法を取る場合はフォロアーにPRであることを示すハッシュタグ(=PRタグ)を付けて投稿してもらわないとステルスマーケティング(=ステマ。消費者に広告宣伝と気づかれないよう誤認させながら広告宣伝すること)扱いになるため、十分に注意しましょう。

インフルエンサーに店舗や商品に対する口コミを投稿してもらう方法

店舗や商品の情報や写真ではなく、インフルエンサーが実際に店舗に行った感想や商品の使い心地(料理の場合は見た目や味など)の口コミを投稿してもらう方法があります。インフルエンサーの素直な口コミにより、フォロアーの心が揺さぶられ、購買行動へつながることがあります。

インスタグラムのインフルエンサーを店舗集客に活用する際の注意点とは?

店舗に相応しいインフルエンサーを選定する

ついインスタグラムのフォロアー数が多いインフルエンサーに目がいきがちですが、店舗へ集客を依頼する場合、集客したい店舗のターゲット層やインフルエンサーの日ごろの発信内容を吟味する必要があります。ここにズレが生じると、フォロアーは違和感を覚えるため、残念ながら集客は期待できません。インフルエンサーを選定する際は、必ず店舗に相応しい人物や発信であるかを見極めましょう。

ミドル・マイクロインフルエンサーの存在も注視する

インスタグラムのインフルエンサーには、100万人以上のフォロアーを持つカリスマインフルエンサーが存在します。しかし店舗への集客となると、ミドルインフルエンサー(フォロアー数10万~100万人)やマイクロインフルエンサー(フォロアー数1万~10万人)と呼ばれるインフルエンサーが存在します。
ミドル・マイクロインフルエンサーは、素人から人気芸能人までと幅広く、カリスマインフルエンサーよりもフォロアーとの距離が近く、信頼関係が築かれていることが多いため、実際の店舗への集客に関してはカリスマよりも集客力が強い傾向にあるといわれています。こうしたインフルエンサーにも注視し、店舗集客への依頼候補を選ぶようにしましょう。

1人のインフルエンサーの過剰活用によるステマ扱いを避ける

インフルエンサーを活用した店舗への集客も、やりすぎるとステマ扱いになります。フォロアーがインフルエンサーの投稿を見る際、あまりに同じ店舗の商品などのネタが多い場合はステマ臭さを感じ取り、逆効果になりかねません。インフルエンサーを活用する際は1人に偏らず、数人起用して過剰活用にならないように気を付けましょう。

インフルエンサーの感性を信じて任せる

店舗へ集客してもらいたいあまり、インフルエンサーに対し、あれこれ注文をつけすぎて、投稿から「やらせ感」を感じてしまう場合があります。やらせ感を感じ取ったフォロアーは、インフルエンサーへの信頼だけではなく、店舗そのものへの信頼も失う可能性が高くなります。インフルエンサーはインスタグラムのプロですので、プロの感性を尊重して任せることが重要です。

インフルエンサーには店舗や商品そのもの以外にもネタを提供する

インフルエンサーに依頼する際、商品や店舗そのものの情報だけを依頼して終わり、という企業も多いようです。しかし、それだけではインフルエンサーの感性が動かず、依頼した投稿が全く反響を呼ばないことがあります。そのため、インフルエンサーの感性が動きそうな店舗や商品の強みや裏話などのネタを提供することが大切です。こうしたネタから、インフルエンサーの感性が動き、思いもよらない素晴らしい作品が完成することで多くのフォロアーが店舗での消費へと動く可能性があります。

インフルエンサー活用前に具体的な方針を決めておこう

インスタグラムのインフルエンサーを上手に活用することができれば、店舗への集客力はアップし、売り上げ上昇にもつながります。まずは、店舗や商品に相応しいインスタグラムのインフルエンサーの理想像を描き、そのインフルエンサーにどのような投稿をしてもらいたいかを具体的に掘り下げてみてはいかがでしょうか。

参考:

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